独学でプログラミングを勉強している、ざくぺん（@zach_penguin）です。
最近 Twitter の bot を作成しました。
その名も製薬略語
実際につぶやいているのは、以下のような内容です。
このページでは
- 製薬略語Botの紹介
- なんで作ろうと思ったのか
- どうやってつくったのか
- 現在のフォロワー状況
について書きたいと思います。
製薬略語とは、なにか
製薬業界で使われる略語、多くないですか？
やれ、PMDAだ、ADRだと入社した直後は、面食らいました。
さらに、業務で使われる略語は、増えつつあるように思います。（RWD、リアルワールドデータとか）
そこで、略語と意味をつぶやくBotがあれば、馴染みのない略語にも耐性がつくのではないか？
と考え、
- 略語
- 正式英語名
- 日本語訳
の3つを定期的につぶやくBotを作成しました。
そもそもなぜ作ったのか
私はこのホームページをコアサーバーで運用しています。
コアサーバーには、決まった時間にプログラムを実行するCronという機能が用意されていました。
その機能を見た際、私は
「Cronを使えば、TwitterのBotを簡単に作れるんじゃない？」
と思いました。
フォロワーの中にはガリガリと Web サービスを作っているから方もいらっしゃるので憧れるのですが、私はなかなかそんなことはできません。
一方 Twitter の bot作成は、比較的かんたんにできるという噂もありましたので、ニーズ調査等を一切実施せず、とりあえず作ってみました。
どのように作ったのか
主に、 Python で作成しました
Pythonのプログラム内容は、略語のデータベースの中からランダムに選出し、それをTwitterでつぶやくというもの。
このプログラムは、すごく簡単で、10行以内という代物です。
このPythonプログラムをCronで2時間ごとに動かしています。
略語のデータは、 FDA のホームページからダウンロードしたデータのうち、現場でよく見るものを選出しました。
実際には、プログラム作業よりもこちらの略語選出作業に時間がかかっています。
作成にかかった時間は、合計3時間ぐらい。
内訳は、
Twitter のアカウント申請（審査があり、めんどくさい） 1.0時間
プログラミング 0.2時間
略語選び 1.8時間
フォロワー推移
公開してから、1週間後のフォロワーがこちらとなっています
フォロワー12
とても少ないですね。
ネタBotですが、思った以上にBotのフォロワーは伸びないんだなという感想です。
「サイエンス界隈の人をフォローしたら、自然とフォロワー伸びて行くのでは？」と思っていましたが、全くそんなことはないです。
作ったあとに気づいたのですが、Botの特徴として、
「BotはそもそもTwitterのおすすめアカウントに出てこない」、
「Botのツイートはいいねもリツイートもされにくい」
があります。
そう考えると、リツイートされにくい勉強系Botは、基本的になかなかフォロワーが増えなさそうです。
よっしゃ爆死や！と考えていました。（ちょっと落ち込み）
救いはあった
落ち込んでいたところ、製薬略語アカウントを話題にあげてくださる方がいらっしゃいました。
諦めてこのBotはお焚き上げしようと思っていたのですが、話題にしていただけたので、すこし心が安らかになりました。
そして、略語の質が低くてごめんなさい。
紹介された結果、フォロワーが以下のように激増しました。（大切なのは、当社比です）
今日(2019/10/01)時点で、フォロワーが69に増加！（前週比575%）
ありがとう、ﾓｽﾞさん！
まとめ
Botを作る際は、リツイートのされやすいものにするか、自分のアカウントで積極的に宣伝していかないと、なかなかフォロワーが増えないなぁという結論です。
ネタにしてもらえたのは、完全に運がよかったとしか言いようがありません。
フォロワーが多いBotは、すごいですね。
製薬略語良かったらフォローしてください。
「もっと略語の質をあげろや」とか、「日本語変だよ」と思った方は、コメントいただければ適宜修正していきます。
今後定期的に自分でみつつ変な単語は集計して行こうかと思っています。
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